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絵のテーマ探し

  • 執筆者の写真: 史慎 小口
    史慎 小口
  • 2020年12月1日
  • 読了時間: 2分

更新日:2021年4月2日


「子供の頃に描いていた絵を思い出してみなさい」

私が通っている美術教室の先生が、予備校時代の講師に言われた言葉だそうです。

この話はテーマが見つからず悩んでいた私に、先生が話してくれたエピソードでもあります。


 高校を卒業後、イラストレーターに憧れてデザイン学校に入学しましたが、知識を吸収し、オリジナリティある他の学生の制作を見るほど、自分が何を描きたいのか分からなくなっていきました。

 何が描きたいか分からないままデザイン学校も卒業。その後は憧れのイラストレーターの真似や、絵の描き方のテクニックばかりを気にして描いていた時期が続きます。


 10年前に今の美術教室に入り本格的に絵の勉強をやり直すことにしましたが、やはり絵のテーマ性という課題にぶつかりました。

何を根拠に筆を動かせばいいのか分からない、という課題の中で「子供の頃に描いていた絵を思い出して見なさい」と教えて頂いたのでした。更に「子供の頃に好きだった事は?」とも。

 この言葉を聞いてハッと気づきました。私は学生時代も、卒業後も他人と自分の比べることばかり考えていました。自分の内側を見ようとせず、自分の外側の情報しか見ていませんでした。

 ネットなどには昔の記憶を呼び起こすヒントがあったりして良いのですが、最終的な答えは自分の中から掘り起こすしかないように思います。


 今は「なんだか好きなこと」「なんだか腑に落ちること」「なんだか納得すること」などを自分の中から探して描くようにしています。



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