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人物のデフォルメ

  • 執筆者の写真: 史慎 小口
    史慎 小口
  • 2021年4月17日
  • 読了時間: 2分

更新日:2021年4月30日

 古い物と人物の組み合わせで郷愁感を出す事には慣れてきたけれど、人物だけでいつもの郷愁的イメージが作れないかと思い立ち今回の絵を描いてみました。


 そんな中で、人物像を象徴する様なデフォルメ作りが苦手だと気づくことになりました。

改めて、デフォルメってなんだろうと考えながら描いています。

 色、形、マチェールをどう編集していくのか・・・特に服や髪などのディテールをそのまま描くのは辞めようと思いました。

イメージに沿ったマチェールをはめ込む練習です。

 描き始めは、何処をどう処理するのか迷いながら描いていたので、次第に普通の陰影的な絵になっていきました。

 人物の表現にばかり気がいってましたが、いろいろと試すうちに、背景の左上と右下のペインタリーなタッチの白色を入れることを思いつきます。


 この平面的なマチェールが打開策になり、陰影法から開放されることになりました。

正確には陰影法と色面法を同時に使うことができるようになったのです。それと同時に強めの線表現も許容される事になり、幅広い表現で自由に描くことができました。髪やコートのふさふさ部分など、マチェールとしての線表現が出来たことが気に入っています。


今回の作品を通して学んだのは、構成要素の表現のルールを早めに見つけるということでした。ペインタリーな平面処理と、陰影的な人物表現を使う事を、最初に設計しておけば、楽に早く仕上げることができたはず。

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